施工内容
1.手すりの取付
2.段差の解消
4.引き戸等への扉の取り替え
相談内容
ご本人さま(70代女性 ご兄妹と二人暮らし)は足腰が弱り、室内での転倒による骨折などで入院されていましたが、ご自宅にお戻りになることとなりました。しかしながら、移動は車いすが中心となるとのことで外部のスロープ設置、また室内の段差解消などを希望されています。
改善のご提案
1.外部スロープの設置
玄関は段差が大きすぎることと、扉がドアのために設置は困難と判断。代わりに日常過ごすことが多い居間からの出入りする方がスロープの傾斜などを考えた場合有利と思われる。

2.床の段差解消

室内のドアはすべて敷居がついているために、車いすでの移動に支障が生じるので敷居を撤去、フラット化する。また和室の床を下げるのは大がかりな工事となるため、出入り口の敷居にスロープを取り付けることで対処。
3.ドアから引き戸への変更

トイレの出入りに不便なドアを引き戸とします。しかし開口部の箇所が引き戸を設置するには不適なのでドアはそのままとして、洗面所側に引き戸を新たに設置します。また、洗面所の入口もドアなので引き戸に変更します。
4.トイレ内の手すり取付

トイレ内には手を添える箇所がないので、トイレ内の移動や立ち座りに必要な手すりを取り付けます。
改善後
1.当初のプランはコンクリートで簡素に作ることをご提案いたしましたが、「見栄えの良いものを」と仰るご本人様の希望でデッキ風に木材でスロープをつくりました。また雨天時のことも考慮し、屋根を取り付けています。移動入浴やデイサービスの利用の際、ヘルパーさんに介助してもらいながら車いすでスロープをご利用とのことです。

2.廊下からすべての部屋にいたる箇所の敷居の取り外してフラット化、またはスロープを取り付けました。

3.トイレ、洗面所の入口を開閉の軽い引き戸(吊り戸)に変更しました。床もフラットです。

4.トイレ内には移動用と立ち座り用の木製手すりを取り付けました。また、両手を使い立ち座り出来るように、便器の脇に折りたたみ式の肘掛けも設置しました。

改修のワンポイント
1.外部スロープ
今お住まいの現況にあったプランをご提案いたします。利便性などを考えて、玄関からばかりではなく窓を利用したりなど、ご本人さまや介護されるかたの負担の軽減を考慮します。
2.廊下の段差解消(床のフラット化)
敷居を取り外し床を平らに改修します。和室の場合は床を下げるための工事が大がかりになりますので、敷居にスロープを取り付けるなど、段差の軽減に留意したご提案をいたします。
3.ドアから引き戸への変更
ドアの場所などによって引き戸への変更が困難な場合があります。その場合には別な場所に出入り口を設けるなど代替え案を考えたり、また現状を生かして改善する案など、現況にあったご提案をさせていただきます。
4.トイレの手すり
トイレで肝心なのが移動はもとより、便器の立ち座りに用いる手すりです。L型手すりをはじめとした室内用手すりを利用者さまに合ったようなアレンジをしたり、トイレ用に開発された便利な手すりなどをご提案させていただきます。